廃人はみんな自分を普通だと思っている

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自分を廃人と呼んでいいかは疑問です。
昔から「自分は普通」と本気で思っています。
なぜなら真のマビ廃人達はもっとすごい、比較すらおこがましいという事を知っているから。
ただ過去には自分をそう少なからず呼んでいた人達がいるみたいなので今回の日記に限っては廃人ということにさせていただきます。
正確には「だった」。
それが今回の日記のテーマです。

フレがエリwizとエリ蜘蛛に誘ってくれたので行ってみました。

「POTとか矢とか用意するから待って~」

「そんなんいいです、あげます、早く来て下さい、ついてくればそれでいいです」

エリ行くのにそんなわけにも行くまい。
そう思ってた時期が自分にもありました。
しかし行ってみたらその言葉の意味がわかりました。

戦闘は大乱戦。何ですか、みんなのこの火力?
タイトル見ると自分より累積下の人も多いはず。
しかし火力は倍くらい違う。
エリのMOBが紙の様。

戦闘裏でこっそりFLチャット。

「これが本当にマビ? 何この火力インフレゲー?」

「細工の威力ですよ。本当はAIとか考えた細かく丁寧な戦闘の方が好きなんですけど」

あなたは大昔もそう言ってましたわな。
自分もそうだったからマビにはまったわけで。

「もう俺の知るマビはないのか……」

「><」

しかしフレが続ける。

「でも、これはこれでありと思いますよ? みんなPSとかキャラスペックを気にすることなく和気藹々と回れますから」

確かにそうだなあって思います。
もうここまで戦闘の体をなしてないと弱くて恥ずかしいという概念すら吹き飛びますね。
気軽にみんなも参加できるでしょうし。
自分も「役立たず」だったと落ち込まずにすみましたから。

で、PTのみんなが無双してた間自分はどうだったか。

「あーショトカが吹き飛んだああああ」(なぞ)

「あーコマンド押し間違えたああああ」(コマンドが頭に入ってない)

「MTUもTAFも調整してねえええ」(ヒールして気づいた)

「ペット出し入れがしづらいいいいい」(現在のキーボードにはテンキーがない)

「蜘蛛が重くて動かないいいいいいい」(マビがここまで重くなってるとは)

「CTがあああああああああああああ」(台無しです、はい)

「こいつらのAIってなんだっけえええ」(MOBデータは全て頭から抜けてます)

極めつけ

「チャットウィンドウの出し方がわからないいいいいいい」

「っENTERキー」

「おお、窓が出た!」

もうね! 昔の自分っておかしいですから!
日記を読み返す。現在の自分にはどれもこれも絶対無理だから!
これは謙遜じゃないです。客観的に次元が違うって思えます。
負けず嫌いな自分が認めるのですから間違いないです。
でも、当時の自分にとってはあれが全部普通で当然のプレイだったんです。
なるほどね、廃人と見る人がいた事にも納得。
自分より低累積や戦闘メインでやってない人からすればあれは異常だわwww
ほんと自分がその立場になってみないとわからない。

まあ、でも……フレの言う通りこれはこれでいいかな。
これが本格復帰なら完徹ペースで戦闘をやりこんで対応するんでしょうけど、一ヶ月と割り切っての復帰。そこまでしたくはない。
というか無理です、たった二回のミッションで指も腕もだるくなってましたし。
もうここまで火力差があれば甘えてもいいかなあと。
この一ヶ月は割り切って素直に「寄生」させてもらおうと思います。

しかしなるほどなあ。
昔、休養して戻ってきた人が「何でこんなに下手なのに上から目線なの?」と不快になることがしょっちゅうだったんですけど、その意味もわかりました。
多分その人達は実際に休養前は強かったのでしょう。ちやほやされてたのでしょう。
復帰後もその感覚を捨てる事ができなかったんでしょうね。
自分も知らず知らず絶対に上から目線のところがあるはず。
弱くてバカにされるのはいいけど、他人を不快にしない様に気をつけないと……。

SSなくて読みづらくて申し訳ないです。
そこまで頭が回らなくなるくらい余裕のないのが現状の自分なんです。

この記事を書いた人
ひさちん

マリーサーバー(鞠鯖)
累積約51000(2024年4月現在)

以前はハンゲームでマビ日記を書いてました
現在は「小説家になろう」が主戦場です

引退から10年、コロナ自粛をきっかけに復帰
ときどきINして遊んでます

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ひさの隠れ家(マビノギ日記)
キノコ煮込みに秘密のスパイスを

情報機関公安調査庁とMMO「マッシュ」を舞台にした小説。
マッシュは言うまでもなくマビノギがモデル。
設定は変えてますが、フレ達が「これマビじゃん!」と口を揃えるくらいにはわかるみたいです。

文壇のプロ作家からもミステリとして絶賛されているので小説として形にはなっているはず。
ミレシアンにはきっと楽しめると思います。
違う意味でYahoo!ニュースにもなりました。
ぜひ読んでみてください!

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