画像は100-80の謎の空間。
今年4月始めに初めて60ギミックまで到達したときのものです。
寒気に飛び交うビームに大ダメージの攻撃、挙げ句にPOTを飲めない。
数日前は80までですら全滅していました。
太古の難易度の下がった12月現在では考えられないかもしれませんが。
当時は不完全な空想が今より全然固くてミレシアン側も火力が低い。
多くのPTが浴びた洗礼でした。
現在であっても、この区間でPTがクリアできるか大体わかります。
それくらい火力と練度の問われる場所。
本稿ではグレンベルナ太古の冬（VHD）ラスボス戦100-60の解説を記します。
「５分後には太古始まる！」とお急ぎの方はこちらを読んで集合場所へ向かってください
・「夜」組は寒気を貯めないこと。寒気がついたら後ろに下がってアンカーを押しまくる。
・「昼」組に割り当てられたら前に出て、夜の人達の代わりにデバフを入れて殴る。
5人以下の場合ですと、必ずしも本稿の記述があてはまるとは限りません。
本稿の執筆協力者
本稿の草案は「海の人（仮名）」が書きました。
かつて私達をコーチして太古安定クリアまで導いてくれたセイントバードです。
「寒気」について
「寒気」とは？
「寒気」デバフは太古の冬を難所たらしめる要因の一つです。
中ボス戦でも寒気はありますが、危険が本格化するのはラスボス戦に突入してから。
ですので、
ラスボス戦の説明をする前に、寒気について一通りの説明します
・いわゆるdot攻撃（※）
・ラスボスの攻撃に被弾すると寒気デバフがつく（あるいは寒気円を踏んだりするとつく）。再び被弾するとスタックする。
・1スタックごとに毎秒75ダメージ。最大は10スタック（ただし剣床を踏んだ場合は上限を超える）。
・30秒被弾しなければデバフが解除される。
※dot攻撃：「Damage Over Time」の略で、時間経過と共にダメージを与える攻撃。毒みたいなもの。
寒気デバフのつく対象
ラスボスの攻撃による寒気は、残ライフ区間に応じてデバフのつく対象が異なります。
100-60区間：夜組に寒気デバフ
60-20区間：昼組に寒気デバフ
20区間：全員に寒気デバフ
言い換えると、
- 100-60区間では、昼組が攻撃食らっても寒気がつかない。
- 60-20区間では、夜組が攻撃食らっても寒気がつかない。
ただし、寒気円を踏んでのデバフは残ライフ区間・組を問わずつきます。
くれぐれも寒気円を踏まないようにね！
昼組と夜組の違い
以前の太古はボスが固い上に鹿あり（１鹿、２鹿……）が基本だったのもあって、昼組の方が難しかったです。
夜組は100-60において回避に専念することも許されました。
一方の昼組は60-20で回避と攻撃の両方を強いられます。
しかもバード１人が鹿に回るため、前半よりヒールが少なくなる中を生き延びなくていけないためです。
しかし現在は鹿飛ばし（０鹿）が主流です。
鹿飛ばしの60-20区間では、バードが時間歪曲で「浄化の鼓動」を焚き続けながらPTヒールを連打します。
①スキル範囲内の味方の生命力、マナ、スタミナを毎秒200回復
②スキル範囲内の味方の硬直、ダウン免疫
現在の60-20においては、夜組だけでなく昼組も寒気を怖れる必要がなくなっています
現在の太古ですと、
前半にラスボスの攻撃回避を強いられる夜組の方が、後半で回避考えなくていい昼組より相対的に難しいかな
とはいえ、
どちらの区間も寒気に苦しむ前に瞬殺すれば万事解決♪
乱暴に聞こえるかもですが、現在では本当にそうなってるPTが多いです。
近接アルカナを昼組に回した方がいいかも？
ここは個人的な意見ですが。
近接アルカナの人を昼にした方がいいかも？
というのは、
エレメンタルナイトやブラストランサーの近接が夜の場合、攻撃に参加すると被弾して寒気たまりやすいから！
「近接」っていうくらいだものね！
メイジやケミステなら下がった位置からでも攻撃できます。
しかし近接だと、下がってしまったら何もできなくなりますので……。
一方で昼組なら100-60区間は被弾上等で殴り続けることができます。
60-20はセイントバードが歪曲浄化＆PTヒール連打の徹底支援をしますから寒気Lv10上等。
ひたすら殴り続けることができます。
ボスの攻撃のかわしかたのコツ
ボスの攻撃はアンカーラッシュなどで回避する
寒気をつけない方法はボスの攻撃に当たらないことです。
寒気を消す方法もボスの攻撃を30秒間かわし続けることです。
しかしラスボス戦は御覧の通りビームの雨嵐。
初見だと目が追いつかないと思います。
かわすどころか、交差したところにいようものなら一気にスタックが貯まります。
こんなのどうやって避ければいいの！？
どこにでも書いてそうな、誰でも言いそうな答えがこちら。
アンカーラッシュ等で回避するの
その通りです。
しかし私はかわせなかった
しかし私はかわせませんでした。
あっという間に寒気Lv10になっては死亡していました。
みんな、どんな反射神経してるの！
チュリサさん曰く、
ボスのモーション見てかわすんですよ
どんな攻撃来るかわかりますから
どんな攻撃かわかったって、あんな縦横無尽な軌道避けられるわけないじゃん！
追い込まれて、ついに「見えた！」
スーパーバードのリルエッタさんのヘルプによって、太古クリアそのものは１か月でできました。
しかしこの回をもって、ほたさんがギルド事情でしばらく参加できなくなります。
チームで火力の一番高いYさんがバードに回ることとなり、攻守の要が崩れた状態で練習を続けました。
そんな状態で上手くいくわけもなく。
鹿だけは3鹿くらい回せるようになったものの、肝心のラスボスが全然削れません。
鹿倒すのばかり巧くなっていく……
チームの雰囲気はどんどん悪くなっていきます。
業を煮やしたチュリサさん。
鹿飛ばしに挑戦しよう！
失敗してもどこまで削れるかわかれば今後の方針だって立てられる！
幸いタイミングよく、次回練習からほたさんが帰ってくることになりました。
当日は欠席者もなし。
こうなったら絶対に次に繋げられる結果を残したい。
フレの中で１、２を争う強さのメイジLさんに助っ人をお願いします。
交易終わってからなら～
これでダメならしかたない、そう思えるだけの布陣が整いました。
ただし、
私が60まで生きていればね
今回ばかりは寒気死するわけにいかない、いや60まで絶対に床を舐めるわけにはいかない。
ここで何も残せなければチーム解散になってもおかしくない。
覚悟をもって練習に臨みました。
ラスボス戦、もう恥も外聞もない。
一人離れたポジ取りでラスボスが何かモーションとったらとにかくアンカー。
ビーム撃っていようといるまいとアンカー。
ひたすらその場でアンカーを連打します。
もうレバーガチャならぬアンカーガチャ。
が、しかし、
ビームが当たらない！？
たまに当たるものの寒気はたまらない。
それどころか30秒かわしきって寒気を消すことに始めて成功。
ノーデスで60を迎えました。
バーストの結果は22％。
おしかった！
でも、今まで40％すら切ったことなかったのですから大進歩です。
今回はLさんいたとはいえ、私達もまだまだ練度を積み増せる。
まさに次に繋がる結果を残せました。
そして次の練習となる5/25。
ヘルプ１人以外はチーム員で、
鹿飛ばし成功からの太古クリア！ しかも２周！
私は15くらいで床ペロしましたが、
2周目はほぼ全員が生存。
この日を機会に安定クリアへの歩を踏み出しました。
寒気回避の具体的なコツ
さらに続けていくなかで、やっとチュリサさんの「ボスのモーションを見てかわす」の意味がわかりました。
目に見えるビームの軌道は罠なんだよ
アンカーでビームを避けるのは、例えて言うなら地を這うビームを宙に浮いてかわすのと似たようなもの。
地面をいくら攻撃されても宙に浮いていれば当たるわけがない。
アンカーガチャでビームにほとんど当たらなかったのはこういう理屈です。
そして、ボスがモーションをとれば何らかのアクションを起こします。
それにあわせてアンカーすればラスボスの攻撃に被弾しなくなります。
あとはボスの向きとモーションを見分けて、適切な対応をとれるようになれば完壁。
（ムダなアンカーはしない・ラスボスの後方にアンカーする、など）
ボスのモーション見てかわすんですよ
どんな攻撃来るかわかりますから
は、こういう意味でした。
行進曲が高い場合は徒歩でも回避できる
私が苦しんでいた当時と違い、演奏改変を経た現在では行進曲60％超えも当たり前。
そのくらいあると、徒歩でもある程度回避できます。
夜バードだけは話が別
夜バードについては、
寒気Lv10が当たり前だよ
PTヒール連打する関係上、ラスボスの攻撃を避けていられないので。
夜バードがライフ減ってるときに一発食らうと簡単に昇天してしまいます。
昼アタッカーはバードが動けるようにラスボスのタゲをとってください。
そして速やかに削ってください。
それこそが夜バードを助けます。
100-80・80-60区間概説
中ボス戦はこちら。
夜組は中ボス戦の開始前か途中にクジラの「浄化の波」を入れて中ボス戦に備えます。
中ボスを10％まで削りきるとムービーが入り、ラスボス戦に突入します。
中ボスからラスボスに転換し、デバフがリセットされるので入れ直します。
ラスボス戦に突入すると、毎秒75～750ずつライフの減る「寒気」デバフが本格化します。
しかも100-80区間はPOTを飲めません。
夜組に大きく負担のかかるこの区間をどれだけ早く抜けられるかが太古攻略の鍵です。
100-80区間の注意点として、
その１ 円はできるだけ踏まないこと
あくまで「できるだけ」なので踏んでも構いません。
もし踏んでしまったら鹿とスプライトが湧きます。
残すと後々面倒なので、速やかに倒します。
（PTにより異なります。逆に全て踏むPTもあります。湧いた鹿とスプライトを倒すのは同じです）
その２ バードは働いて働いて働きまくること
この区間はPOTが飲めません。
浄化の鼓動・再生の領域・緑コーラスの回復手段を置きまくる。
救援のこだまを撃ってはPTヒールを連打してベールを絶やさないようにする。
仕上げに、80ギミック突入前後で守護の祝福を撃って寒気の進行を止めます。
80ギミックにさえ突入させればPOTが飲めるようになります。
そこまでの我慢です。
その３ ペットを出さないこと（※）
※PTによります
100-80、80-60区間はペットを出さないよう推奨するPTもあります。
ペットを出すとラスボスの誘導が難しくなるためです。
ペット出してリンクしないと私にタゲ来ちゃうじゃんか！
アンカーで避けて
またペットを出しっ放しにした場合、AI次第では80ギミック終わった後でラスボスを勝手に殴り続けます。
ラスボスが中央にいる時にそういう状態になると、ラスボスが鎮座したままになってしまいます（芋砂）。
PTによるので、私は注意しません。
他のPTでも注意されることはないと思いますけども、頭には入れておいてください。
PTの誰もペットを出していない場合は引っ込めた方が無難です
80まで削ったら80ギミックに突入します。
終了後は所定の場所（※）に集合します。
※詳しくは上記事Point⑤をお読みください。
ちょっと休憩。
再生の領域や緑コーラスで回復しながら寒気をとります（画像は4人太古のもの）。
場合によっては演奏も入れ直します。
ラスボスが近づいてきたら、バードは浄化の鼓動を発動。
ベールを維持しながらアタッカーを支えます。
アタッカーは浄化の中に入って戦います。
（ただし、ここで浄化を撃たずに60以下に備える戦術もあり。60時には高確率で浄化CTのため）
70まで削ったら投擲ギミックが発生します。
終了後は60転換・バーストに向けて準備をします。
やることは、
- 精霊実体化
PTの火力によって65％～62％くらいを目安とします（硬直が大きいのでその時間も計算に入れる）。
精霊が戻っていない場合はしかたないのでスキップします。メイジ以外は戻りづらいです。 - 状態支援5231または急所貫通
- オーラオブパララ
効果時間長いのでラスボス戦突入時点で切ってもOKです。 - 変身・半神化
70ギミックの回避手段として使えば、ここでの時間を節約できます。 - ペット呼び出し＆ディヴァインリンク
ペットリンク解禁、むしろここからは積極的にリンクします（生存力を上げるため）。
浄化の鼓動・生命のベール・シールドオブトラストなどで硬直耐性をつけてからリンクします。ペットを死なさないよう注意しましょう。 - クジラの浄化の波（昼組）
70つららで半身化や変身をしながら、ペット召喚してスキル発動すると時間の節約になります。
まとめ
当時より太古は圧倒的に簡単になっています。
夏のアップデートで簡単になったのがNEWRISEでとどめを刺しました。
全員が慣れたフルPTなら100-80も80-60も一瞬なので、ここに記したことを知らなくてもクリアできます。
しかし練度や火力の低いPTだったり4人以下の少人数PTだったり。
そういう時は、基本を知らないと対処できません。
私の感覚としては、現在の4人PTとNEWRISE前のフルPTが同じくらいの難易度かな？
４人でクリアできるなら人数集めるハードルが下がります
基本を覚えておいて損はないですよ！
